ベトナムしゃぶしゃぶに見る日本の食文化-夏に絶対するしゃぶしゃぶの食べ方|名古屋の高級豚しゃぶしゃぶ店

ベトナムしゃぶしゃぶに見る日本の食文化

私がよく行く名古屋の鍋専門店では、世界各国の変わった鍋を食べることができる。私は東南アジアが大好きで、特にその店のタイ料理鍋が大好きでよく通っていた。その店では基本的にいつもある鍋と、その月々で期間限定的なキャンペーン用の鍋もある。先日そのお店へ行ったときに、期間限定鍋が「ベトナムしゃぶしゃぶ」だった。東南アジア好きな私は、ベトナム料理も大好きであったがベトナムでは鍋など食べたことがなかったし、ベトナムでポピュラーな鍋など聞いたことがなかった。

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ベトナムしゃぶしゃぶに興味が出た私は、いつも食べるタイ鍋は頼まず、ベトナムしゃぶしゃぶを注文してみた。その鍋は、なんと鍋をしながら生春巻きを作るというものだった。ベトナムではそのように鍋をしながら生春巻きを作るといったことはしないので、客寄せのためのその店のオリジナルだろう。そのベトナム鍋とやらの食べ方としては、生春巻きの皮を左手に持ち、右手で生春巻きの中身を鍋でしゃぶしゃぶして皮に巻いて食べるというものだった。食べ方としてはおもしろいし、おいしかった。

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しかしこのように日本人が客寄せのためにオリジナルで作った料理を、あたかもどこかの国にもともとある料理のように出すのはよくないと私は感じる。ベトナムしゃぶしゃぶもそうだが、日本で食べていたラオスチャーハンもラオスでは食べることができなかったし、タイ鍋も本場タイでは違う鍋がポピュラーであり、日本で食べていたタイ鍋のようなものはラオスで食べることができたのだ。ただでさえ日本は島国であり他国の生の文化は入って来にくい。そこでこのようなまがい物が流通するとどんどん日本国内と海外の格差が広がっていく一方ではないだろうか。

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